2014年から始まったNISA(少額投資非課税制度)について解説していきます。言葉は聞いたことがあるが、どういう意味かよくわからない方にわかり易く説明していきます。
<NISA(ニーサ)とは>
NISA(ニーサ)とは、毎年120万円までの非課税投資枠が設定され、投資金額120万円分の株式投資・投資信託にかかる値上がり益や配当金が非課税になるのです。
そして期間は5年です。一度売却しても非課税で再利用はできません。つまりトータル5年で600万円の取引が可能になります。
では、具体的に例を挙げて説明していきます。
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例:1株300円の株を1000株NISAを使って買ったとします。投資額は30万円です。
300円×1000株=30万円
なので、年間120万円使えるNISAの内の30万円をこれで使ったことになります。
そして後に、300円だった株が350円に上がって株を売ったとします。
普通の場合、350円×1000株=35万円となり、5万の儲けから税金が20%かかってきますので、NISA(ニーサ)を使っていない場合の儲けは、4万円になります。
しかし、NISA(ニーサ)の場合は税金がかからず、5万円そのまま儲けになるのです。
これがNISA(ニーサ)の仕組みです。
後日350円で売ったとします。
通常の場合 350×1000=35万円。5万円×20%=4万円。
NISAの場合 350×1000=35万円。そのまま利益5万円。
少しの金額をNISA(ニーサ)使って運用し、大きく儲けるほどニーサを上手く使えていることになります。
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<なぜNISA(ニーサ)ができたのか>
では、なぜこのような非課税制度の投資ができたのか。
今日本は銀行などの金利が低いです。そして、マイナス金利などの影響があり、日本人は現金を家に置いたり、いつでも使えるように普通口座にたくさん入れています。それでは、お金が動かないし、経済が発展しません。
しかし、国はインフレにしたので、たくさんの人にお金を使って、経済を発展させていこうという目的から、このNISA制度を設けたのです。
ましてや、上手くいけばお金を増やせるというのにしない理由がありません。損をするリスクはありますが、それはやり方次第で解決できます。
銀行にお金を預けたり、家に置いている方が私はリスクに感じますので、投資の方に回します。投資の本当の意味がわかれば理解できると思います。
リスクを減らす方法は、株で失敗する人がやるべきたった一つのこと・株の記事一覧(株辞書)に詳しく載せていますので、是非ご覧ください。
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