アルソックのCMから学ぶ

 アルソックのCMを知らない人はいないと思いますが、あの耳に付くCMには、とんでもない凄さ・広告の本質をしっかりされています。なので、何のために広告をしているのか、自己PRも同じです。

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<アルソックのCMの意味>

 皆さんは警備会社のアルソックをご存知だと思います。そうです!あのCM「イチ!ニ!サン!シ!アルソック!ホームセキュリティーはアルソック!」

 これはアルソックという企業を皆さんに知ってもらうために耳に付く歌・リズムをCMで起用し、イメージの向上のために行っています。

そして、あのレスリングの吉田沙保里選手が広告をしています。見るからに警備会社だなというCMで印象があり、世間ではお馴染みです。

 

しかし、ここで少し感じてほしいのです。ここには広告の本質が詰まっています。このCMは企業イメージや知名度の向上のためだけではないのです。

 

このCMは大きく分けて2つの効果を持っています

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一般市民に向けて「警備は大切です。あなたの家を守ります。」という企業イメージ・「警備会社はアルソックで!」と印象を与えている。

泥棒に向けてもCMをしているということです。つまり、空き巣を狙おうと企んでいる人たちにも、アルソックのあのCMの歌・企業のイメージを与える事で、「アルソックに入っている家には侵入できないな」と泥棒に印象付けることができるのです。

 

つまり、これこそが広告・宣伝であるべきであり、すべての人に向けて行っているのです。

 そして、アルソックという企業はローカルネットワークを最大の強みにしています。ローカルネットワークとは、コンビニや郵便局のように、拠点が全国のどこに行ってもあり、地域に密着していることです。そして、その拠点がすべて繋がっているため、あらゆる地域の情報や特徴を掴むことができるのです。これがローカルネットワークの強みであり、企業の未来に進むべきことが見えてくるのです。

 話は戻りますが、印象強いアルソックのCMもローカルチックになっており、地域密着をより近くに感じさせているのです。

 

<結局私は何が言いたいのか>

 これは、株をしていく上での企業研究の基本です。今の私の株の手法では、あまり使う機会がなくなりましたが、企業の成長を見極めるのは、CMや一般の顧客のニーズを企業が理解しているかなのです。

 少し上からの発言になっていますが、世界一の投資家ウォーレンバフェットは、投資する企業を選ぶ時の方法として、「なぜ、この会社を投資するのかを小論文に書くことが出来なければ、投資しない方が良い」とまでいっていたのは有名です。

 今現代の株式投資では、このような方法はしなくてもいいかもしれませんが、モノの見方・考え方は株以外のところビジネス・仕事でも役に立つはずです。

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