株をする上で、移動平均線はとても重要です。特にテクニカルチャートなら必須です。なぜこれほど移動平均線が重要なのか?どのようにして移動平均線を活かすのか?説明していきます。
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<移動平均線とは>
株をしている人にとっては欠かせない道具の一つです。過去数日・数か月の株価・外国為替を平均した指標のことです。
5日移動平均線であれば、過去5日の終値の平均が平均値となります。この移動平均線は、株をしている人にとって必須の道具であり、成功している人は絶対といっていいほど利用しています。
・5日移動平均線
・25日移動平均線
・75日移動平均線
・200日移動平均線
・13週移動平均線
・26週移動平均線
以上が移動平均線の種類になりますが、凄いひとは自分の手法に合うように移動平均線をカスタマイズしたりして、成功している人もいます。とりあえず基本は上記になりますのでまずは頭に入れておいてください。
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<移動平均線の必要性>
では、移動平均がどれほど重要なのか話していきます。
株価というのはどのようにして日々動くのかご存知でしょうか?これを知っている人と知らない人とでは天と地の差があります。
日々株価が動くのは、会社の業績が良い悪い・決算の良い悪い・不祥事などではありません。株価が動くには、人々の売買の需給で成り立っているのです。つまり、
株を売りたい人よりも買いたい人の方が多ければ、株価は上がる。
業績が悪い理由で下がるのは、人々が業績が悪くなったからこれから下がりだろうと思い、売ろうとする人が増えるので下がるのです。これは絶対に抑えておいてください。これが株価の変動する仕組みです。
では、これが移動平均線とどのように関係しているのか?
それは、移動平均線は過去の人々の売買で成り立つため、その線を参考にすることで、今買われ過ぎているのか、売られ過ぎているのかを予測できるのです。
これまで株価をずっと上げて、少し横ばいになってきていたら近い内に下がる場合が多いです。なので、その時に参考にする移動平均線が【5日移動平均線と25日移動平均線】です。
株価が上昇トレンド時は5日移動平均線は25日移動平均線の上に必ず来ます。しかし、ずっと上がるわけではありません。下がる時が必ず来ます。それは、上がりすぎると安くで買った人達が利益確定で売ろうとするのと、まだ上がると見込んで買いを入れる人も少し入るので、株価が下がったり・上がったりと横ばいになります。
そして横ばいになると、もうこれ以上上がらないのかと感じ、株を持っている人が売り始めます。そのような人が増え次第に株価は下がってきます。
このようにして移動平均線は動き、株価が上下するのです。その株価の流れを読むのにこの移動平均線というのはかなり役に立つのです。
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